神社好きな人へおすすめの映画!神在月のこども

神在月のこども雑談

『神在月のこども』が2021年10月8日全国一斉劇場公開となりました!

映画館で広告を見て、絶対に観ると決めていた映画です。

公開初日に観に行って参りましたので、早速感想をシェアさせて頂きたいと思います。

これから映画をご覧になる予定の方は、ネタバレありますのでご注意ください!

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イントロダクション

日本各地では『神無月(かんなづき)』と呼ばれる10月が、出雲地方では『神在月(かみありづき)』と呼ばれる由縁・・

それは八百万(やおよろず)の神々が、全国から姿を無くし、翌年の縁を結ぶ会議のため、出雲に集うという云われに在った。

主人公は、現代を生きる、12才の少女。
母の他界で、好きだった走ることが嫌いになってしまったこども。
その彼女が、在る月、まわりはじめた神々の歯車によって、出雲へ向けて走り出す物語。

少女を神域へと誘うのは、一羽のうさぎと、一人の少年。

声を宿す出演陣は、“人々は俳優、神々は声優” “ご縁を辿る”という想いから主人公カンナに蒔田彩珠、神使の兎に坂本真綾、鬼の少年に入野自由が決定。

そんな彼らを支える主要俳優・声優陣も同じ想いをつらぬきながら一切のオーディションを行わずに奇跡的なキャスティングが叶った。

音を宿す音楽陣も、“10代の言葉を代弁できる” “ご縁で託す”という視点のもとmiwa & Sony Musicと仏国で出逢うドラマチックなスタッフィングが実現。

絵を描く制作陣に、国内・海外において数々の名作・傑作を届けてきた豪華なクリエイターやプロデューサーが結集し、“この島国の根”と書かれる島根・出雲の “神在月”を描く新しくも懐かしいロードムービーが “ご縁”により誕生する。

神在月のこども公式サイトより引用
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神在月のこども 感想

毎年10月になると”八百万の神々”は出雲大社に集まって翌年の縁結びの会議、神謀り(かみはかり)を行うため、各地から神様がいなくなるので10月は神無月(かんなづき)と呼ばれています。

一方、島根県の出雲地方では神々が集まる月であるため、神在月(かみありづき)というのだそうです。

神々はすべて出雲へ出向くという訳ではなく、留守を守る神様もいるとのこと・・・

この映画は、そんな日本各地で出雲へ行かず留守を守っているという神々から※馳走(ちそう)を預かり、出雲大社へ届けに馳せ参じる12歳の少女カンナのお話です。

馳走は御馳走のことで、これが届けられなければ神々が出雲にとどまることができず神謀りが開かれないため、”日本が大きく揺らぐことになる”とのこと。

カンナは案内役の白兎から、出雲大社へ馳走を届ければ『亡くなったお母さんに会えるかもしれない』と言われ、その言葉を信じて出雲へ行くことを決めました。

大好きだったお母さんの他界によって、大きなトラウマを抱えていたカンナなのですが、旅をしていく中で、悩み、迷い、悲しみを乗り越え、自分を取り戻くのでした・・・

カンナ

物語の中にはさまざまな神社と神様が登場します。

牛の姿をした神様や、猫、コウノトリ、龍神、恵比寿様・・・みんな個性的で特徴を捉えていました!

途中、人の想念が生み出すという”闇の存在”も登場し、カンナは取り込まれてしまうのですが、絶望の底から立ち上がったら、人はとても強くなれるということをあらためて感じました。

神様を題材にしているだけあって、音楽も映像も素晴らしく高波動でした!観るだけで波動が上がります。

神在月のこども こんな人におすすめ!

1.神社が好きな人

神社が好きな人には外せない作品だと思います。

ロードムービー”だけあって日本各地の神社を巡ることができるとともに、そこにいるであろう神様を見ることができるのです!

実際の神社をもとに描かれていますので、とてもリアルに体験できます。

2.龍神が好きな人

長野県の諏訪湖にある諏訪大社では、龍神様が現れます。

迫力満点で素晴らしい龍神様でした!

龍神の少し厳しいという性格も上手く表現されていて、実際に言葉を交わすことができたらこんな感じなのかな・・という気持ちになれると思います。

3.大切な人に先立たれた人

主人公のカンナが亡くなったお母さんへの思いを昇華していくようすは、とても共感できるとともに前向きな気持ちになれると思います。

人は必ず悲しみを乗り越えた先に、何かを見つけることができる、そんな希望を与えてくれる作品です。

4.ウサギが好きな人

作品に登場する白兎の『シロちゃん』がとにかく可愛いです!

しぐさも、行動も癒されます。

ウサギ好きさんにはたまらないのではないかと思います。

シロちゃん

まとめ

この作品では『走る』ということが、一つのテーマにもなっています。

落ち込んだ時や悲しい時、私たちは下を向いてトボトボと歩いてしまいがちです。

嬉しいことがあったり、前向きな気持ちになる時ってスキップしてしまうことありませんか?

気持ち上を向いてスキップするだけで、悩んでいたことを忘れて一瞬元気になれます。

カンナが大好きだった『走ること』を思い出したように、自分が忘れていた大好きなこと、夢中になれることを思い出せるかもしれません。

最後までご覧頂きありがとうございました!